作図用紙 たかが紙されど紙なんですよー

洋裁をはじめよう!と思ったときに、まずは作ってみたい作品の掲載されているテキストを探しますよね。
よーしこれにしよう!と決めて、次にすること・・・それは付録についている「実物大型紙」を写すことです。
(この付録は通常、いくつもの型紙が重ねて印刷されているので、自分の作りたい作品の部分だけ写し取って使うわけです)

写すわけですから、付録の紙に書いてある線が透けて見える紙じゃないといけない・・・だからといって、薄すぎてはすぐ破れてしまうし、くしゃくしゃになってしまったら、裁断するときに困る・・・・
適度に透けて、適度に強度のある紙・・・って難しいわけです。

でワタシが愛用しているのは、この作図用紙

もちろん教室でも皆さんにこの用紙をオススメしています。(教室にいつも在庫していて、一枚単位で購入していただいています)
今まで他の紙で苦労して写していた方は「こんなにキレイに写せる紙あるんですねぇ」と言われます。
ただの紙なんですけど、されど紙なんですよねぇ・・・・

今までは、学校に通っていたので、購買でその都度買っていたのですが、学校に行かなくなり、教室でも皆さん結構使うので、今回どーんとまとめて購入いたしました。ふはははーと大きな声で笑いたくなるほどの量です。
紙って意外と重いのね・・・・一人で消費するならば何年もありそうなほどですが、生徒さんの皆様、ぜひーどーんと購入してくださいませー(笑)

kami
あともう一種類の紙を使っています。(見えにくいですが、写真の下の紙)
それが5cm方眼の入った製図用紙。
これは、写すのではなく、自分で最初から作図する場合に使用します。
垂直線を正しく引くってのが結構難しいので、方眼用紙は便利です。
これも教室では100mのロールで在庫していますので、1m単位で購入していただけます。(いつも買っていたお店が在庫限りでこの商品をやめるようなので、次回購入するときには他を探さなくては・・・)
ポーチやガマ口などの小物の作図もこの方眼用紙で引いています。

紙なんて何でもいいじゃーん・・と思っていましたが、やっぱりオススメのモノを使ってみるとすごく使いやすい。
あんまり写す紙のことまで掲載しているテキストはないので、ご参考までー。

2015年3月31日 | カテゴリー : 用具 | 投稿者 : Kumi

半分(0.5)サイズの定規

先週はブラウスの作図を指導する時間がありました。
原型操作なんて久しぶりー(って自分の服を全然作れていない証拠ですね・・・とほほほ)!
作図(洋服の設計図、型紙(パターン)の前の状態)が苦手な人って多いのですが、ワタシは大好きー!
理系の血が騒ぎます!

生徒さんと一緒に教科書を見ながら、四分の一の原型を使って作図の練習をしました。
毎回、でっかい紙を使って実物大で書いていたら紙もいっぱいいるし、机も占領するし・・・大変ですよね。
なので練習はA4の紙に収まる、四分の一のサイズで書きます。
で、生徒さんは練習の後、自分サイズの作図をおうちで宿題としてやってくることになりました。

私は、二分の一(0.5)サイズで、書き直し。これで実際縫って見本を作ろうと思っています。
そんなときに使用するのが、このかわいい定規(緑の3点セット)と半分サイズの原型(右上の)
half
シャープペンと比べてもらうと、その小ささがわかるかなぁ。
まぁ、半分なんだから、普通の定規でも書けるんだけど、専用のカーブ定規があると、袖ぐりや袖山のカーブがキレイに書けます。
実用性もさることながら、小さい形がかわいくて大好きな定規ですー。
3点で1600円以上するので、価格はかわいくないんですがー!
作図の作業も好きですが、作図の道具も好きなワタクシでした。

2015年2月28日 | カテゴリー : 用具 | 投稿者 : Kumi

裁ちはさみ

今度企画している「がま口の会」は手ぶらで来てもらうワークショップにしよう!と思っています。
そのため、布を切るはさみが足りないなぁ・・・ってことで一丁新調しました。
裁ちはさみ

右の24.5cmのものは、もう5年以上使用しているもので、左の21cmが新調したもの。(ソフトキャナリーという名前のはさみです)
大きなはさみがとっても使い心地がよいので、一回り小さなものをアマゾンで購入。

24.5cmの方は教室の生徒さんにも好評です。(一応ワタシ専用に大切に使用していますが、教室で使いたい方には試してもらってます。)
小さい方はどうでしょうか・・・

はさみって、100円ショップにあるものから何万円もするものまで、本当に様々ですよねぇ。
大体いいものは1万円が目安・・・と聞いたことがあります。
まぁ、でもこれも、まずは使ってみないと、人の手の大きさや握力などでも使った感触は違いますからねぇ。

今日購入したものは2500円程度。大きな方でも3500円程度。(自分が購入したときいくらだったか全く覚えてなかったけど、今回調べて知りました・・・)
安くはないけど、高価ではない・・・。
でも切れ味はとてもいいと思います。研ぎなおしをメーカーが行っているのも安心ですね。
重さもワタシはスキです。
全くメーカー名(長谷川刃物)とか知らずに使ってきたのですが、お気に入りの道具です。

ホームページ見たら、プロ用!!ってのが出てるそうなので、お誕生日にでも買ってもらおうかなぁー!
先端がとがっているのが良さそうだなぁー。と数が増えてしまう道具たちなのでした。

2015年1月10日 | カテゴリー : 用具 | 投稿者 : Kumi

がま口 ワークショップ用 マイナスドライバー

2015年 明けました・・・
クリスマスにインフルエンザにかかり、超バタバタの年末年始を終えて、ようやく今日、初めてミシン出しました!
今年もバリバリ???縫っていきたいと思ってますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、今度の三連休にお友達に来てもらって、がま口のワークショップの練習会を予定しています。
今日は、そのために取り寄せたマイナスドライバー・・・・
マイナス
どこにでもあるじゃんこんなの!
って思うでしょー、これがなかなか無いんです!
近所の100均、DIYショップ、みんな行ったけど、プラスドライバーはあるけど、マイナスなないんだなぁ。
大きいのはあるんだけど、口金に入る大きさのってホント無いのです。

困った・・と思っていたら、「ロハコ(アスクルの個人版)」で「エンジニアドライバー129mm、92円」で出ていて、それも送料無料!!
早速購入しました。
こんなに安いのに、送料無料で、商売になるのか??
とちょっと不安になりましたが、今日早速使って、すぐにポキリと折れるわけもなく、ちゃーんと使えました・・・
一体作っている人にはいくらになるんだろうこのドライバー・・・・

今日ようやく型紙が最終的に納得できて、後レシピを書くだけとなりました。(パターンを4回修正して、10個近く試作・・・)
手書きの方が早いので、明日シコシコ書きます。
連休に試してくれる皆さん、お待ちしてまーす。

2015年1月7日 | カテゴリー : 用具 | 投稿者 : Kumi

がま口用 差込器具

がま口のワークショップの準備、まだしていますー。
なかなかパターンが完成しなくて・・・
まだ悩み中。どういう形が一番縫いやすく、口金をつけやすいのか???色々な本を見ては試作中ですー。

で今日届いたのは、その口金を付けてから紙紐を詰める時に使う道具。
口コミを見ると、賛否両論あるんですけども、一応取り寄せてみました。
差込

昨日早速使ってみましたが、うーん、もう少し慣れが必要かもー。
確かに紙紐がしっかり入る感触はいいんだけども、マイナスドライバーと差があるかかどうか??
ワークショップ用に4つ用意したから、気になる方はワークショップで試してみてくださーい。

2014年12月11日 | カテゴリー : 用具 | 投稿者 : Kumi

プラスチックスナップ

星型とかニコちゃんマークとか、かわいいプラスチックスナップが届きましたー!
って早速試してみたらー
パチンと閉まらない・・・
HPで確認すると、布の厚みによっては中の心棒が長すぎて、パチンと閉まらない、その場合はプレスする前に心棒を短くカットするべし・・・
うーん、やる前に読めばよかった・・・
やり直すか・・・と外そうとしたら、これがなかなか外れない・・・

生地が柔らかかった上に薄かったせいで、穴が空いてしまいましたー(泣)
ana
ビエーン。
やっぱりこういうのは一回練習すべきだったなぁー・・と深く反省。
しかし生徒さんの作品じゃなくてホントよかった・・・

このサルエルはどうにか上にテープを縫い付けて補修し、再度スナップに挑戦する予定です・・・

2014年10月27日 | カテゴリー : 用具 | 投稿者 : Kumi

アイロン台

洋裁を自己流から、習うことにして一番変わったのはアイロンのかけかたかも・・・と思う程、通っていた学校ではアイロンを多用しました。一本縫ったら一回かける・・・というような頻度です。
これが最後の仕上がりにすごーく影響するんですよねぇ。

アイロン自体も学校のものは重くて、とってもスチームが効くんだけど、何しろ、台が全然違うんです。

学校で使用していたのは、バキューム付きのすばらしいアイロン台!欲しい!!今一番欲しいかも・・・、が、欲しくても場所の制約があり、今はこんなアイロン台を使用しています。
DSC00430

普通のアイロン台なんですけども、幅が75cm奥行きが45cmもあるので、地直しなどに便利です。
接着芯を貼るアイロン台は別に用意してます。どうしても接着剤が染み出して、台もアイロンも汚れますから。

いつかバキューム付きのアイロン台を購入するのが夢!!です。
(なんでバキュームが付いてるといいのか?→アイロンってかけてから冷めて、はじめてくせがつくんです!だからあたたかいままだと時間とともに元の状態に戻ってしまうんです、特にウールなんかは。だからビシーッっとアイロンかけてから、プシューと吸引して冷ますと、ホント、キレイーにアイロンかかってますの・・・あー、ホント欲しいなぁ)

2014年7月31日 | カテゴリー : 用具 | 投稿者 : Kumi

ロックミシン ミシンつながりで・・・

昨日のミシンのお話つながりで今日はロックミシンです。
ロックミシンとは布地の端始末(端っこがほつれてこないようにすること)をしながら、カッターで余分な布をカットしてくれる優れものです。
ロックミシン
これはニット(Tシャツみたいな伸びる生地)を縫うのにも適している、4本糸のロックミシンです。
でも3本しか糸かかってないみたいだけどー!と思った方、そうなんです、私は普通の端かがり用にロックミシンを使う場合は3本糸で使用しています。糸ももったいないし、4本かがりにすると幅も太くなるので、通常は3本で使用しています。

この機種のいいところは、糸通しが驚くほどカンタンなこと・・・
昔昔のロックミシンの糸かけをしたことのある方なら、感激されるはずー!
糸調子も自動設定なので、布地によって調整する必要はありません。

実は、色々な縫い方ができるらしい・・・・んですが、私も端かがりとニットの縫製、後はバレエのレッスン着などに巻きロック(スカーフの端っこみたいな縫い方)位しか使用していないんですよね、もったいない・・・
もっと工夫して使ってみたい機械です。

クミラボではこの機種以外に、2本糸ロックミシンもあります。(これは端かがり専用です)
アッという間にきれいに端始末してくれる、ロックミシン、どうぞお試しください。

2014年7月28日 | カテゴリー : 用具 | 投稿者 : Kumi

職業用ミシン

ワタシ自身、ながーい事ミシンを使い続けていますが、そのほとんどを普通の「家庭用ミシン」を使っていました。
子供の頃は母のもので、なんかものすごーいでかい箱付きの作業台から起こして使うミシンでした。(電動だったけど)
自分で購入したのは、結婚するときが初めて。このミシンは遠く北海道まで持って行き、結局人に譲ってしまいました。
その後もう一台家庭用ミシンを買い換えて(これは初めて刺繍機能の付いてるもの)で、ようやく今の職業用ミシンにたどり着きました。
職業用ミシン
直線しか縫えないし、水平釜じゃないから、糸もからみそうなのに、なんで家庭用より高価なんだー??
と使う前は思っていましたが、コレ使ってから、家庭用ミシンは出番なくなりましたー。
薄地、特に裏地のようなツルツルする生地での縫い目がとってもキレイなところがワタシは気に入っています。

購入する前に、ミシンって試してみたくないですか?(←ワタシはしてみたかった)だって「職業用」なんて名前だと、ものすごい速くしか縫えないのではっ?!とか、素人が買うには贅沢すぎるのでは?とか思いません??
わざわざ遠くのお店まで試しに行ったこともあります。でも短時間だとイマイチ良さが分かりにくいんですよね。
ワタシは今も通っている学校で半年以上使用してから、今の機種を「学校とまったく同じだから・・」という理由で購入しました。
高価なものだし、買い換えるのはなかなか大変ですから、しばらく試してから購入するのをオススメします。

クミラボではこの職業用ミシンを2台、もちろん家庭用も2台あります。
お試しになりたいミシンで縫製してみてください。
糸のかけ方から指導します。(ミシンごとに違うので・・・)

2014年7月27日 | カテゴリー : 用具 | 投稿者 : Kumi

ファイルワゴンを本棚に

お教室を始めるにあたってもうひとつ新規購入したのが、このファイルワゴン。
オフィスとかででっかいファイルを並べて使うアレです。(本をのっけたら重くなって動きが悪かったので、コロコロだけ大きなモノに変えました。義父が電動ドリルを駆使して付け替えてくれました・・・ありがとうお父さん・・・)
本棚
洋裁用の本、最近は図書館で借りることが多くて、あまり持っていないつもりでしたが、集めてみると結構ありました。
古いものも多いけど、こうやって見れると、来た方も見やすいかなぁ・・・と思って。
貸し出し・・となると著作権の問題があってムリなんですけども、教室で見ていただいてから、中古本を買う!とか図書館で借りるとかの参考になればよいなぁと思っています。
ワタシに子供が居ないので子供服のテキストが少ない!いくつか評判の良いものを買って追加しておきます。

2014年7月24日 | カテゴリー : 用具 | 投稿者 : Kumi